第2【事業の状況】
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続いた一方、物価の上昇や海外経済の減速懸念など、先行きは依然として不透明な状況が続きました。当社グループの属する情報サービス産業においては、企業のデジタル化投資が引き続き堅調に推移いたしました。
このような環境のもと、当社グループは、金融・製造業向けのシステム開発案件の受注拡大と、クラウド基盤の構築・運用サービスの拡充に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は152億84百万円(前期比10.8%増)、営業利益は16億42百万円(同10.7%増)、経常利益は16億83百万円(同12.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億48百万円(同15.0%増)となりました。
当連結会計年度末の財政状態は、総資産が121億73百万円、純資産が89億63百万円となり、自己資本比率は72.4%となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(システム開発事業)金融機関向けの基幹系システム更改案件及び製造業向けの生産管理システム開発案件が増加し、増収増益となりました。
(ITインフラ事業)クラウド移行支援及び運用監視サービスの受託が拡大し、増収となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ増加し、54億12百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は14億25百万円(前期は13億18百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は4億円(前期は2億87百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得及びソフトウエアの開発によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は5億60百万円(前期は3億59百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払及び自己株式の取得によるものであります。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
当社グループは、売上高営業利益率10%以上の維持を経営上の目標としております。当連結会計年度の売上高営業利益率は前連結会計年度と同水準となりました。