株式会社ほしぞらテクノロジーズ開示書類 共有経理部 開示グループ

【表紙】

【提出書類】有価証券報告書
【根拠条文】金融商品取引法第24条第1項
【提出先】関東財務局長
【提出日】2026年11月27日
【事業年度】第20期(自 2025年9月1日 至 2026年8月31日)
【会社名】株式会社ほしぞらテクノロジーズ
【本店の所在の場所】東京都港区芝浦三丁目8番10号
【事務連絡者氏名】取締役経理部長 北村 智之

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1) 連結経営指標等

回次第16期第17期第18期第19期第20期
決算年月2022年8月2023年8月2024年8月2025年8月2026年8月
売上高(千円)10,214,87011,036,55212,418,90313,792,41515,302,810
経常利益(千円)1,021,4471,108,9151,302,8861,515,5061,683,641
親会社株主に帰属する当期純利益(千円)668,214724,903861,512998,8741,148,435
包括利益(千円)701,336698,410902,1471,064,2211,225,815
純資産額(千円)6,402,1186,880,9467,511,6028,285,0048,963,009
総資産額(千円)8,815,2269,412,58010,288,34111,256,40412,173,724
1株当たり純資産額(円)625.48678.15748.92822.82904.17
1株当たり当期純利益(円)66.4172.3886.47100.84116.95
自己資本比率(%)71.872.072.172.472.4
自己資本利益率(%)10.810.911.912.713.5
株価収益率(倍)17.215.616.915.816.3
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)985,1201,104,3821,236,4471,318,9041,452,376
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△312,455△268,090△301,842△287,615△400,326
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)△280,310△301,144△356,215△359,262△560,290
現金及び現金同等物の期末残高(千円)3,626,4124,161,5604,276,0934,948,1205,412,880
従業員数(名)8469029681,0121,046

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.従業員数は就業人員であります。

(2) 提出会社の経営指標等

回次第16期第17期第18期第19期第20期
決算年月2022年8月2023年8月2024年8月2025年8月2026年8月
売上高(千円)8,402,1159,018,34610,106,23311,284,50912,476,120
経常利益(千円)905,412972,4801,144,8711,338,1051,490,266
当期純利益(千円)611,204655,873784,190905,3381,046,219
資本金(千円)1,050,0001,050,0001,050,0001,050,0001,050,000
純資産額(千円)5,512,4705,868,3116,340,5926,914,2087,402,116
総資産額(千円)7,408,3157,865,1028,592,4489,284,0159,930,877
従業員数(名)668702744781812

第1【企業の概況】

2【沿革】

年月概要
2006年9月東京都港区にシステム開発を目的として当社を設立
2012年4月ITインフラ事業を開始
2017年3月東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
2021年6月株式会社ほしぞらクラウドサービスを設立(連結子会社)
2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しによりグロース市場に移行
2024年10月東京証券取引所スタンダード市場に市場区分を変更

第1【企業の概況】

3【事業の内容】

当社グループは、当社及び連結子会社2社で構成され、システム開発事業及びITインフラ事業を営んでおります。

(システム開発事業)金融機関、製造業及び官公庁向けに、業務システムの企画・設計・開発・保守を行っております。

(ITインフラ事業)クラウド基盤の設計・構築、移行支援及び運用監視サービスを提供しております。

第2【事業の状況】

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

当社グループは、「確かな技術で、お客さまの事業の明日を支える」を経営理念に掲げ、高品質なシステム開発とITインフラサービスを通じて企業価値の向上に努めております。

対処すべき課題として、技術者の採用と育成、プロジェクト管理の高度化、クラウド関連サービスの拡充に取り組んでまいります。

第2【事業の状況】

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1) ガバナンス

当社は、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置し、気候変動及び人的資本に関する方針と目標を審議しております。委員会の審議内容は、年2回取締役会に報告しております。

(2) 戦略

当社グループは、事業の成長を支える人財の確保と育成を最重要課題と位置づけ、多様な人財が活躍できる職場づくりに取り組んでおります。

(3) リスク管理

サステナビリティに関するリスクは、リスク管理委員会が全社のリスクとあわせて識別・評価し、対応策の進捗を管理しております。

(4) 指標及び目標

当社グループでは、人財の多様性の確保を含む人財の育成及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、当社及び連結子会社を対象としております。

指標目標(2030年8月期)実績(当連結会計年度)
管理職に占める女性労働者の割合20.0%13.1%
男性労働者の育児休業取得率80.0%71.4%
年次有給休暇取得率75.0%68.9%

第2【事業の状況】

3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

(1) 人財の確保について

当社グループの事業は技術者に依存しており、必要な人財を確保できない場合には、受注機会の逸失等により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(2) プロジェクトの採算について

受託開発案件において、見積りを超える工数が発生した場合には、採算が悪化し経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

第2【事業の状況】

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続いた一方、物価の上昇や海外経済の減速懸念など、先行きは依然として不透明な状況が続きました。当社グループの属する情報サービス産業においては、企業のデジタル化投資が引き続き堅調に推移いたしました。

このような環境のもと、当社グループは、金融・製造業向けのシステム開発案件の受注拡大と、クラウド基盤の構築・運用サービスの拡充に取り組んでまいりました。

この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は152億84百万円(前期比10.8%増)、営業利益は16億42百万円(同10.7%増)、経常利益は16億83百万円(同12.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億48百万円(同15.0%増)となりました。

当連結会計年度末の財政状態は、総資産が121億73百万円、純資産が89億63百万円となり、自己資本比率は72.4%となりました。

セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。

(システム開発事業)金融機関向けの基幹系システム更改案件及び製造業向けの生産管理システム開発案件が増加し、増収増益となりました。

(ITインフラ事業)クラウド移行支援及び運用監視サービスの受託が拡大し、増収となりました。

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ増加し、54億12百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は14億25百万円(前期は13億18百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は4億円(前期は2億87百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の取得及びソフトウエアの開発によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は5億60百万円(前期は3億59百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払及び自己株式の取得によるものであります。

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

当社グループは、売上高営業利益率10%以上の維持を経営上の目標としております。当連結会計年度の売上高営業利益率は前連結会計年度と同水準となりました。

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当連結会計年度において実施いたしました設備投資の総額は254,712千円であり、主に開発用機器の更新及び自社利用ソフトウエアの開発によるものであります。

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

発行可能株式総数 36,000,000株

発行済株式総数 10,000,000株(2026年8月31日現在)

当事業年度において、取締役会決議に基づき自己株式163,300株を150,000千円で取得いたしました。

第4【提出会社の状況】

5【従業員の状況等】

(1) 連結会社の状況

2026年8月31日現在

セグメントの名称従業員数(名)
システム開発事業868
ITインフラ事業142
全社(共通)54
合計1,064

(注) 従業員数は就業人員であります。

(2) 提出会社の状況

2026年8月31日現在

従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)
81236.49.26,214

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社

管理職に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%)
全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者
14.376.574.276.861.0

(注) 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の規定に基づき算出したものであります。

第5【経理の状況】

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

(単位:千円)

前連結会計年度
(2025年8月31日)
当連結会計年度
(2026年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金4,948,1205,412,880
受取手形、売掛金及び契約資産※12,833,6323,126,447
仕掛品90,55784,215
その他226,318241,903
貸倒引当金△4,970△6,120
流動資産合計8,093,6578,859,325
固定資産
有形固定資産合計※2598,805612,334
無形固定資産
のれん469,000402,000
ソフトウエア262,118318,560
その他11,93012,114
無形固定資産合計743,048732,674
投資その他の資産
投資有価証券1,078,2901,284,770
繰延税金資産283,541296,415
その他459,063388,206
投資その他の資産合計1,820,8941,969,391
固定資産合計3,162,7473,314,399
資産合計11,256,40412,173,724
負債の部
流動負債
買掛金954,4781,042,618
未払法人税等286,215312,404
賞与引当金457,004498,210
その他802,137846,377
流動負債合計2,499,8342,699,609
固定負債
退職給付に係る負債394,554412,966
その他77,01298,140
固定負債合計471,566511,106
負債合計2,971,4003,210,715
純資産の部
株主資本
資本金1,050,0001,050,000
資本剰余金980,400980,400
利益剰余金6,070,4156,826,240
自己株式△162,055△312,055
株主資本合計7,938,7608,544,585
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金241,880286,412
退職給付に係る調整累計額△30,105△22,318
その他の包括利益累計額合計211,775264,094
非支配株主持分134,469154,330
純資産合計8,285,0048,963,009
負債純資産合計11,256,40412,173,724

第5【経理の状況】

1【連結財務諸表等】

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

【連結損益計算書】

(単位:千円)

前連結会計年度
(自 2024年9月1日
 至 2025年8月31日)
当連結会計年度
(自 2025年9月1日
 至 2026年8月31日)
売上高※113,792,41515,284,310
売上原価10,712,90411,804,227
売上総利益3,079,5113,480,083
販売費及び一般管理費※21,612,3381,855,971
営業利益1,467,1731,624,112
営業外収益
受取利息及び受取配当金12,96614,820
助成金収入31,48038,207
その他13,75818,909
営業外収益合計58,20471,936
営業外費用
支払利息3,2144,102
その他6,6578,305
営業外費用合計9,87112,407
経常利益1,515,5061,683,641
特別利益
投資有価証券売却益―24,500
特別利益合計―24,500
特別損失
固定資産除却損※318,2406,315
特別損失合計18,2406,315
税金等調整前当期純利益1,497,2661,701,826
法人税、住民税及び事業税489,630541,204
法人税等調整額△13,118△12,874
法人税等合計476,512528,330
当期純利益1,020,7541,173,496
非支配株主に帰属する当期純利益21,88025,061
親会社株主に帰属する当期純利益998,8741,148,435

第5【経理の状況】

1【連結財務諸表等】

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

【連結包括利益計算書】

(単位:千円)

前連結会計年度
(自 2024年9月1日
 至 2025年8月31日)
当連結会計年度
(自 2025年9月1日
 至 2026年8月31日)
当期純利益1,020,7541,173,496
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金36,80244,532
退職給付に係る調整額6,6657,787
その他の包括利益合計※43,46752,319
包括利益1,064,2211,225,815

(注) ※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額は、注記事項に記載しております。

第5【経理の状況】

1【連結財務諸表等】

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:千円)

前連結会計年度
(自 2024年9月1日
 至 2025年8月31日)
当連結会計年度
(自 2025年9月1日
 至 2026年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益1,497,2661,701,826
減価償却費262,415284,330
のれん償却額67,00067,000
貸倒引当金の増減額(△は減少)8201,150
賞与引当金の増減額(△は減少)38,51141,206
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)15,20818,412
受取利息及び受取配当金△12,966△14,820
支払利息3,2144,102
投資有価証券売却損益(△は益)―△24,500
固定資産除却損18,2406,315
売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)△251,903△292,815
棚卸資産の増減額(△は増加)△8,4126,342
仕入債務の増減額(△は減少)71,33688,140
その他40,55152,411
小計1,741,2801,939,099
利息及び配当金の受取額12,96614,820
利息の支払額△3,214△4,102
法人税等の支払額△432,128△524,441
営業活動によるキャッシュ・フロー1,318,9041,425,376
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出△84,206△98,412
無形固定資産の取得による支出△121,540△156,300
投資有価証券の取得による支出△100,000△200,000
投資有価証券の売却による収入―62,500
その他18,131△8,114
投資活動によるキャッシュ・フロー△287,615△400,326
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額△342,560△392,610
自己株式の取得による支出―△150,000
非支配株主への配当金の支払額△4,800△5,200
リース債務の返済による支出△11,902△12,480
財務活動によるキャッシュ・フロー△359,262△560,290
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)672,027464,760
現金及び現金同等物の期首残高4,276,0934,948,120
現金及び現金同等物の期末残高※4,948,1205,412,880